ネオン アンド ストライプス

代表 藤本修一

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neonandstripes

@ybb.ne.jp

「ネオン フォレスト」展

 まさしく光の森というイメージで12点を出展。当時、設立して間もないTHC9として初のエキシビションです。80年後半に私が大きく印象を受けましたニューヨークのポップ・アートへの共感が垣間見られます。アンディ・ウォホールの「FLOWER」にネオンを曲線的なデザインと柔らかな色調で組み合わせた作品がその代表例です。また、ミニマルなデザインを意識し、直線のネオンを縦に数本配列した「BORDER」と名付けた作品は、現在の象徴的作品となる「STRIPES」の独自の世界観にも通じるように思えます。メディアではボーダーレスという言葉がもてはやされ、グローバル化の先駆けとなっていった時期です。この作品は「国境も民族も決してなくなるわけない。それぞれの慣習や物事の捉え方は今も脈々と受け継いでいるんだから」と語り掛けています。